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こんちゃん’s diary

縫製&昇華プリント工場社長の必死ブログ(≧∀≦)

純国産縫製工場"近藤ソウイング"の技術力!

おはようございます。

 

昇華プリント&縫製工場社長天パの近ちゃんです。

 

今日のブログは、そのタイトルの通り当社が自信を持っている技術力についてお話します。

 

このようなタイトルのブログで、何か「自意識過剰だ!」とか思われるのが嫌だったので、今まで書きませんでした。

 

でも、今日は書いてやります!

 

まずは、当社の成り立ちから。

 

元々は、私の伯父が名古屋で設立したアパレル会社「丸力莫大小有限会社」のサンプル室でパターンメイキング&サンプル作成、そして生産工場の技術力向上のための指導をやっていた私の母親と、同じ会社で裁断などを任されていた父が約30年前に独立して作ったのが「有限会社 近藤ソウイング」です。

 

当初の仕事は、その親戚の会社「丸力莫大小有限会社」のサンプル作成ばかりを製造するという、当時では非常に珍しいサンプル生産のみを行う会社でした。

 

その当時はというと、大手アパレルも活況で、展示会をするのも日本全国で同時開催するため、1デザインで20~30枚という枚数のサンプルを作っていました。例えばレナウンの子供服の夏物展示会用に30デザイン依頼がくると、単純に30型×20枚=600枚のサンプルを2~3週間という短期間に作るといった事が繰り返されていましたので、ほぼ年中サンプル作成ばかりやっていました。当然ながら、1stサンプルから始まり、修正サンプルを経て、展示会サンプルを作ります。そして、展示会後に、再修正が入るものもあり、FINALが出て、グレーディングするといった形です。

 パターングレーディングが完了しても、工場に渡すFINALサンプルも必要ですので、サンプル作成としては、1デザインに対して多い時で5~6回作るといった具合でした。

 

 そこまで手間を掛けてでも、サンプル作成していたのには、もちろん訳があります。

まず当時の量産枚数というのは、現在とは違い数千枚のロットであった事。そして、生産工場ではその枚数を効率良く生産しなければ納期に間に合わないため、サンプルを差し込む余裕もなかった事。また、サンプル工場でサンプルを一貫生産する事で、より綺麗な商品が展示会に飾れますし、その商品を見られたバイヤーの方々にも良く映るので、オーダー増にもつながるといった相乗効果が生まれていました。

もちろん、良いサンプルがある事で、量産工場も量産で手を抜く事が出来ません。

このような形で、大手アパレルと上手く連携して良い商品を適正な価格で製造・販売出来ていたため、どちらも上手く回っていました。

(ちなみに、これは私が近藤ソウイングに入社する前のお話です。)

 

しかし、日本の賃金が上昇するにつれ、韓国や中国での洋服作りが年々増えていきます。

 

私が、伯父の会社「丸力莫大小有限会社」(その時は「株式会社マルカ」に社名が変わっていました)に入社したのは22歳の時でしたので、今からもう24年も前になりますが、入社当時、よく中国から40フィートのコンテナが到着し、何百個という段ボールケースを汗だくになりながら倉庫に降ろしたのを思い出します。

 

その当時の一般的な中国製の洋服は非常にクオリティが低かったのですが、「株式会社マルカ」が中国で作る服は、サンプル・パターンを当社で作っていた事もあり、まずまずのクオリティの商品に仕上がっていました。

 

当時、ユニクロでTシャツを買った事がありますが、1度洗っただけで衿ぐりはビロンビロンに伸びてしまい、二度と着る事は出来ないといった商品でした。

 

しかし、20年も経つと中国も技術力が上がりますね。ってか、今でも物凄く酷い商品を縫っている中国縫製工場もありますし、日本の縫製工場でも中国以下なんて普通にありますけど・・・(-_-メ)

ユニクロが成功したのは、あまりに商品が酷かったので、日本人の品質管理者を雇って中国工場に常駐させ、徹底的に品質向上をやったからと言われているからね。

 

話が少し逸れてしまったので、戻しますね。

 

とにかく今の国内縫製事情はというと、国内で流通する洋服の総生産数の3%未満を製造しているのですが、その中でも、品質に拘っている工場と、とにかく安価でも何でも仕事を取ろうとしている工場があります。

 

確かにアパレル側からしたら、安価で受けてくれる工場が良いでしょう。だって、工賃が安価だと、その分アパレル側の利益が増えるのですから。

 

しかし、良く考えてみてほしい。

 

これは、当社が何度も何度も経験している事例です。

 

まずアパレルが新ブランドを作るとします。当然少数の店舗から始めるため、生産ロットも少ないです。生産ロットが少ないという事は、工賃もそれなりには出してもらえますので、当社にご依頼いただき、製造→販売と滞りなく進みます。販売も順調に進み、店舗数を増やしていくと、生産ロットも増えます。

そこで、アパレル側から「生産ロットが増えたのだから工賃を大幅に削減したい」と言ってきます。当社としても多少の協力はしますが、極端なのは無理ですので、アイテムで受けない物も出てきます。そして、その数がどんどん増えていくにつれて、なぜかブランドの売れ行きが下がっていきます。そうなるとブランド側は「上代が高すぎるから見直す」となり、当然さらに工賃も合わなくなるため、当社では受けられなくなります。しかし本当に上代のせいでしょうか?何が変わったのでしょうか?良く考えてみてください。

仮にもTシャツを1万円前後で販売するようなブランドで、工賃を数百円ケチった事による弊害がおきたのではないか?と。

残念ながら、こういったブランドは必ずと言っていいほど、数年以内に無くなってしまいます。

 

正直もう、このようなブランドに付き合うのは飽きました。一応今も、ブランドさんのお仕事も受けてはいますが、この先どうしていくのかは未確定です。

(もちろん、当社の事を理解してくれるブランドさんとは末永くお付き合いさせていただきますm(_ _)m)

 

実は今、当社が新たに取り組んでいる事業があります。

それは、昇華プリントを使った商品の開発です。

当初はスポーツウェアのみを作成していくつもりでしたが、現在は様々な依頼があります。

 

バッグや、シューズ、人形用の生地プリントなどなど。まだプリント設備を導入して数カ月ですが、どんどん取引先様が増えています。

 

昇華プリントというのは、ポリエステル繊維に水性インクを気化させて科学式で結合させる手法のプリントで、普通のプリントとは全く違うプリントです。そして、当社のパターン作成力・縫製技術力と合わせて、新商品のご依頼に多々お応えしています。

 

その中でも、特に凄いものが、現在私の個人販売会社Wis.で取り扱っている「体幹指ヨガ手袋」の開発・製造です。

 

今回のブログで初めて明かしますが、先日考案者の小平先生から、この手袋を当社で製造している事を公開しても良いとの許可が出ました。

 

この手袋の詳細については、販売店Wis.として今までに色々と説明してきたので、ここでは省きます。

 

今回は、その手袋の開発秘話を少しだけお話します。

 

この手袋の話は、小平先生が今年の春、日本で1~2番目に大きな手袋メーカーにサンプル作成を依頼したところから始まります。

 1ヶ月以上掛かってサンプルが上がってきたのですが、小平氏の考える効果が全く出ない商品だったようです。とりあえず、その手袋を強引に手直し、効果を高めたりして患者さんにモニタリングしたりしてたと聞きました。

 

その後、ある時フッと私の事を思い出し、5年ぶりに「確か近藤さんとこ縫製できたよね?」と電話してくれました。

そして、作りたいという手袋があるので、画像を見てほしいとの事。

画像をラインで送ってもらい、確認したところ、何とも言えない形状の手袋でした^^;

まぁ、やってやれない事はないんじゃない?と思った私は、即座に試作に取り掛かりました。そして、たたき台のサンプルをその日のうちに作ったのです。

その画像を小平氏にラインしたところ、「マジで?1日でこれできたの??」とビックリ。そして、週明けにすぐそっちに行くと言われました。

その間に毎日改良し、小平氏が来社した時、出来あがったサンプルを着用すると、ほぼイメージ通りの出来栄えとの評価をいただきました。

もちろん、そのあとも様々な改良をして、現在の手袋が完成したのですが、大手手袋メーカーが1ヶ月掛かっても出来なかった物が、当社ではわずか数日で完成したのです。

 

では、なぜ大手メーカーでは出来なくて、零細企業の当社が出来たのか?

それは、小平氏が思い描く手袋のイメージを共有出来たからだと私は考えます。

私の名刺にも書いている言葉で、「 creativity(創造力)」と「imagination(想像力)」が、しっかりと発揮出来たから、今回の世界初のもの凄い商品(発明品)が出来たのです。

もちろん、それには今まで積み上げてきたノウハウや技術力も必要でしたが、相手の考えている事をいかにして汲み取るかという事も、今まで大事にしてきたからこそ、完成に至ったのだと思います。

 

この商品は、これから多くの人々を助け、支持されていくと信じています。

 

また今後も、このような人々の役に立つような商品を作っていきたいと強く思います。

 

縫製のお仕事は、洋服だけではない!

 

もちろん洋服も好きなので、これからも作り続けるでしょうが、様々なジャンルの商品開発にも取り組んでいきたいと思っています。

 

迫りくる2017年に向けて、更なる努力をしていきます(*^^)v

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www.youtube.com

 

 

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www.wis5455.com

 

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連絡先
有限会社 近藤ソウイング / 昇華プリント事業部 YⅱK(ワイツーケー)
代表取締役 近藤喜成
E-mail:k-sewing@m3.cty-net.ne.jp
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