こんちゃん’s diary

縫製&昇華プリント工場社長の必死ブログ(≧∀≦)

ファストファッションによる弊害どうなった?

こんばんは😃🌃

三重県北部にある日本人だけで運営している昇華プリント&縫製工場社長の近ちゃんです。

 

今日はこの映画の紹介。

ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償(2015)

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映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』 | 華やかなファッション業界の裏側の知られざる真実とは?

 

もう3年も前の映画だけど、その後アパレル業界は何か変わったのだろうか?

 

日本には相変わらず年間29億枚くらいの洋服が海外から届く。

そのうち安価な洋服がどれだけあるだろう?

そして、その洋服はどこでどうやって安価で作られているのだろう?

 

 

あなたは考えた事がありますか?

 

ファストファッションがどれだけ地球の環境を破壊しているか?

そして、どれだけの人の犠牲の元に出来ているのかを。


そしてそれは途上国だけの問題ではなくて、わが国、日本でも変わりません。

ガイアの夜明けで岐阜県の極悪工場が出ていましたが、外国人実習生制度を悪用した安価な洋服作りをしていました。


洋服を作るには、ものすごい手間が掛かります。ボタン1つで自動的に出来るわけではない。

あるアパレルメーカーが縫製工場へ来て「どの機械に入れたら服になって出来てくるのですか?」と言ったと聞いた時には怒りよりも悲しみが湧いてきました。


現代の洋服は、雑貨やお菓子よりも安価なモノもある。本来あり得ない事です。なのに、もうそれが普通になってしまっている。
今やユニクロの洋服をメルカリでさらに安く買う時代。


なかなか難しい問題ですが、うちがやれることは、これからも洋服作りに真摯に向き合い、消費者の方々に理解してもらえるよう発信していく他ないかと思っています。

 

先日聞いた話ですが、今の若い女性はファッションで個性を出そうとはしないと聞きました。仲間の中で憧れられる子とは、「ステキな服を着てる子」ではなく、「フランクに英語を話せたり、ヨガで体がしなやかだったり、お肌が発光してたり・・・」誰でもが簡単に真似出来ない日々の努力で生まれる能力みたいな個性だと。


だけど私は、洋服にも人を素敵にする力はあると思っているので、まだまだ洋服作りを続けていくつもりです(^-^)v

 

以上、最近感じた事を簡単に書いてみました(^-^)v