こんちゃん’s diary

縫製&昇華プリント工場社長の必死ブログ(≧∀≦)

国産縫製工場経営者として、今の洋服に想うこと

こんにちは😃

 

日本人だけで運営しているパリコレブランドも手掛ける昇華プリント&縫製工場社長のAloch(アロッチ)近ちゃんです!

 

先日、息子を愛知県の下宿先へおくる途中、息子の秋冬服を買いに洋服店へ立ち寄りました。

 

息子は学生なので、質より量って感じだけど、ユニクロは嫌みたいで、安価だけどちょっと変わったのが置いてあるお店に入りました。

 

そこは、ハロウィンキャンペーンとかやっていて、ハロウィンカラーを身につけていれば10%引きというキャンペーン中でした。

 

そんなキャンペーン中でもお客さんはまばら…というか、2組くらいしか居なかったかな?(^^ゞ

 

色々と物色し、ブルゾン、ベスト、チェックシャツ×2、トレーナー、パンツ×2を購入。

 

合計金額は7点で、税込24,000円位でした。

 

税抜き平均単価3,000円強だね。

 

レディースだともっと安く買えるだろうけど、メンズでこの価格ならなかなかでしょ?

 

そこで、国産縫製工場経営者として想うこと。

 

「よくこんな価格で売ってられるよな~」

「うちが作ってるのだと5~10倍はするぞ?」

 

って感じかな?

 

確かに、生地はあまり良くないし、縫製も丁寧とは言えない。でも普通に着られるし、ダサくない。

 

例えばうちの商品だと、当然生地は良いし、縫い合わせがミリ単位だったり、糸始末がキチンとしていたりして、商品の見栄えも良いけれど、それでも5~10倍の差があるとは思えない。

 

ちなみに、うちが昨日出荷したロングTシャツ(2型で300枚)の上代は16,000円でしたよ…(^-^;

 

あとは、希少価値の部分かな?

 

そこは判断が難しい所だけど、逆にアパレルだと商品が売れて数多く作ることになれば希少価値は下がるし、数が少ないと原価率も上がるから儲けも少なくなる。

 

希少価値といえば、来年度に正式販売を始める予定の「新感覚アロハシャツAloch(アロッチ)」は、最近世界的にも言われてる洋服の作り過ぎ問題に対応し、完全受注生産にするつもりです。

 

廃棄ペットボトルなどから作ったリサイクルポリエステル生地等も使い、白い生地のみを在庫し、オーダーが入った分ずつプリント→裁断→縫製といった具合に製造する。

 

世界初!?

 

工場発の環境配慮型受注生産オリジナルプリントアロハシャツブランドの誕生です(*^^*)

 

これは普通のアパレルには絶対に真似できないこと。

昇華プリント+縫製工場のうちだからこそ、できるやり方で、アパレル業界に風穴を開けたいと思ってます。

 

まだまだ思案中だけど、たくさんの協力者も居てくれるから、何とか実現に向けて進めていきますので、皆さん応援してくださいね(^-^)v