こんちゃん’s diary

縫製&昇華プリント工場社長の必死ブログ(≧∀≦)

母が死にかけた病気-小脳出血-

おはようございます。

 

今日のブログは、私の母が今年の6月、病に倒れた際、スマホに日々書いていた日記のような覚え書きを元に作成しています。

近年、団塊の世代が定年を迎え、高齢者が増えてきています。

そして、今まで仕事などで無理をしてきた身体が悲鳴を上げて症状に出る方も多くいらっしゃるかと思います。

脳内出血や脳梗塞は誰にでも起こりうる病気なのかもしれません。

脳出血は高血圧が原因とされていますが、母は昔から低血圧でしたので「まさか母が?」と思いましたが、最近高血圧気味だった事をあとから聞きました。

両親や祖父母、もしかしたら夫や妻が発症する方もいらっしゃるかも知れません。

脳出血を発症してどうなったのか?少しでも知っていただいて何らかの対処の参考にしてもらえたらと思い、このブログを書いています。

 

 

2017年6月19日
母さん、親戚のお通夜のあと会場を出て駐車場に向かう途中20時10分頃小脳出血発症
フラつき真っ直ぐ歩けない状態

天地が分からなくなり、怖いと話す
すぐ近くにかかり付けの日下病院があったため、救急車は呼ばずアルファードで搬送

(病院に着いたら、看護師に「このような場合は必ず救急車を呼んでくださいね!今日の当直が内科医だったから良かったけど」と言われたが、救急車では到着が遅れていただろうし、処置も遅かったと思う)
20時30分頃治療室へ
血圧200、意識障害、めまい、吐き気、歩けないなどの症状
処置後CTを撮り、21時57分に医師とオヤジ付き添いのもと救急車で桑名西医療センターへ搬送
22時30分頃桑名西医療センターに到着
造影剤入りで、CT撮る
SCU(脳卒中集中治療室)にて治療開始
出血がおさまってきたので、手術せず薬剤治療になる
入院手続きなどのあと、医師より説明
小脳の出血で量は10cc程度なので何とか手術せずに済んだが、これ以上出血が多くなればすぐに手術するとの事
CTで見ると小脳の左側に2~3cmの出血が見られた
最初の日下の話ではJCS Ⅲ-200と聞いていたが、救急車でⅡ-20~30になり一桁になったらしい(JCS(ジャパン・コーマ・スケール)とは意識障害患者の意識レベルを評価する指標の一つ 。→JCS(ジャパン・コーマ・スケール)|意識障害患者の意識レベルの評価指標|看護roo![カンゴルー] 
リハビリすれば杖をついて歩いたり、食事もとれるが、言葉はハッキリと話せない可能性が高いと医師からの説明を受ける
深夜1時00分くらいに面会
意識はあり、うなづいて返事は出来るが話せない目が回って気持ち悪いようだ
とりあえず状態は安定したので深夜1時30分頃に病院を出て帰宅

 

入院2日目
15時30分にオヤジが面会20分間
意識はハッキリとあり、話が出来た
手足も動かせる
目を開くと目が回り気持ち悪くなる

19時30分に喜成面会5分間
目をたまに開いて話す
長く話すと後がエライと言う
話はしっかりとした内容で話せる
子供達(孫)を頼む
エライことしてしもた
他の従業員にも無理はするなと言ってくれ
など
担当医師に会う
リハビリを小山田記念病院と頼む
経過を聞くと、少し出血は広がったが、止血剤を増やして対処
手術しなければならないほどではない
手足も動かせられるし、話も出来るので、予定よりも早く病室に移れるかと思うとのこと

 

入院3日目
 11時30分オヤジが面会
廊下で担当医師と会い、経過を聞く
少し気になる所があるので、まだ数日はSCUに居てもらうとのこと
19時30分にオヤジ二度目の面会
経過良好のため、一般病室に移動する事になった
目を開いて話も出来るし、両膝も動かせられる
大貝戸の伯父に連絡しておいてほしいとのこと

 

入院4日目
午前中オヤジ面会
部屋を323号室に変わる
ベッドを移された時に動かされたので、痛みが出ている
大部屋で回りにうるさい患者もおり頭痛がするので迷惑している
手足は変わらず動くし、話しも出来る
後日、小山田記念病院に移る話をすると、そこに行かないとダメなの?と答える
経過は変わらず良好

夜に弟夫婦が面会に行く
最初は頭が回らずボケたような事を話していたが、時間が経つと普通になった
左手が思うように動かせない
距離感が掴めないようだ
今年亡くなった伯母が出てきて「お前はまだこっちに来たらダメだ」と言われた

 

入院5日目
 午前中オヤジが面会
昨日までよりも、めまい等がなく良好13時30分からCT検査
結果は問題ないようで、来週から通常の食事が始まる(医師からの説明は無し)

 

入院6日目(6月24日)
13時00分頃義妹と姪面会
リップクリームとティッシュを買ってきてもらう
メガネを届けてほしいと連絡あり

オヤジ16時00分頃面会
メガネを持っていく

喜成18時30分~約一時間面会
寝ていたようで、起きた時は少し寝ぼけている感じ
話し出すと普通になる
点滴がなくなっても見えないからメガネが欲しかったので持って来てもらえて良かった
身体の左側の距離感が掴めないので、自分の左手で鼻を触ろうとしても違う所に触ってしまう
左足も同じと同じだと思うし、舌も左側は感覚がおかしい
自分で手すりを掴んで身体を動かせるようになったが、左手は手すりを掴むのに時間が掛かる
 月曜日から始まるリハビリが不安なので、土日でオヤジに見ていてもらって起き上がる練習をしたいと話す
リハビリはゆっくりで良いから、慌てずにやるように諭すが、日曜日は練習するようだ
小山田記念病院に移ってリハビリする事を確認すると、ある程度動けるようになったら自宅へ帰りたいと言うがリハビリの重要性を伝えると納得した
来年の春には完全復帰できるよう頑張る
昨日まで3日ほど目を閉じると左側に今年亡くなった伯母、右上側に一昨年亡くなった伯父が現れて、伯母が「あんたはまだこっちに来たらあかんよ」と言った
身体の足下と頭から縮んでくるのが分かり、自分はもう死ぬんやなぁと思った
日下や医療センターで医師が話している会話も覚えている
 いとこに連絡してと言われたので、病院を出てから電話した
6月26日月曜日から食事のリハビリが始まるので、お見舞いはしばらく待ってもらうように頼んだ


入院7日目(6月25日)
 朝からオヤジがリハビリの個人練習の付き添いに行く
夕方5時までいたが、今日は熱が37.6℃あり、途中も眠ったりが多くほとんど練習出来なかったようだ
本人も今日は諦めたと話す

弟夕方から面会

夜、嫁と娘が面会
バスタオルと携帯電話がすぐに欲しいと言っており、明日でなく今夜持って来て欲しいと言われた

喜成20時00分過ぎにバスタオルと携帯持って面会
今日の薬に胃腸薬が入っていたので、お腹を壊してツラかった
明日の午後から食事(お茶)をとるリハビリを開始する
ゆっくりで良いので前に進んでいこうと伝えて10分位で退室
あとでオヤジから聞いたが、個室は空いていないとのこと

 

入院8日目
携帯の充電器、フルコート、パジャマ、下着を持っていく
靴下が欲しいと言うので買いに行く
昨日までの熱(37.6℃)は下がっており安心
食事のリハビリを開始すると聞いていたが、食事リハビリは無し
ベッドから車イスに移り、病院内を周回しただけで目が回り疲れてしまう
本日のリハビリはそれで終了
ベッドに戻ると眠ってしまう
まだ流動食が外せないので、それが外せられれば食事リハビリができるようだ
明日病室が2階の個室に変わる
少しずつ、少しずつ前進。

  夜、母さんから電話があり、今日、点滴が全て外れたとのこと。
よって、水分補給が出来ないので、明日オヤジに早く来てもらって欲しいとの事。
「遅くとも朝9時までには到着して欲しい」と伝えてと頼まれた。

 

入院9日目

オヤジ朝9時に病院到着
看護師が忙しく、病室を201号室に変わるのが午後になる
20分程度のリハビリでも、かなり疲れるようだ
16時30分頃に初めて水を3口飲めた
19時20分喜成と息子で面会
目がよく見えない
自分の真正面しか見えないと話す
眼震と思われる
メガネをはめて、やっと柊人の顔が少しわかった
今日のリハビリは車イスに座って両手の上げ下げや、足の上げ下げ、足を伸ばしたりを約20分間行う
夕方、体温計が37.4℃あり、流動食を後にしてもらった
19時40分には36.4℃に下がっていた
担当医に「ちょっと出血しただけなのに、なぜすぐ治らない?」と聞くが、医師に10ccはかなりの出血量と言われ「すぐ治らなくて当たり前」と言われた

 

入院10日目

朝オヤジに電話があり、布団が重いので、家の羽毛布団を持って来てほしいとの事
オヤジ布団持って早めに病院へ
昼前にリハビリ
終わってからがツラいようだ
昼過ぎてからオヤジ1度帰宅
14時06分喜成携帯に母さんからしゃがれた声でエライと連絡あり
ナースコールはしたようで、少ししたらナースが来た
少し熱があるようで、後頭部冷やしてもらうとちょっとはらくになるようだ
部屋も少し暑くて「エアコンを付けましょうね」と言いスイッチを押したようだ
多少は良くなったようで、何かあればまた電話するように伝えて電話を切る
その少しあとで大貝戸の伯父と従兄弟が来てくれた
そのあとオヤジが病院へ到着
小山田記念病院の面談が30日11時~

 

入院11日目

オヤジ16時00分過ぎ面会
重湯を飲んだり、少しのリハビリも出来たようだ
熱もなく、体調も良い
夜に弟が面会

 

 

そして現在はというと・・・・回復期リハビリテーション病棟のある「小山田記念病院」に転院し、リハビリを頑張っています。

*回復期リハビリテーションとは→脳出血・梗塞のリハビリはどうするの? 知っておきたいリハビリの基礎知識

 

食事も自分でとれるし、車いすにも自分で移動して1日3回計3時間のリハビリも毎日こなしており、看護師や療法士が「順調すぎて逆に怖いから、あまり慌てずにやってくださいね」と心配されるくらいになっています(*^^)v

あっ!そうそう、桑名西医療センターのドクターには言葉がハッキリ話せない可能性が高いと言われてましたが、言葉は「ら」行だけが言いづらいだけで、ほとんど大丈夫でした(^^)v

なので病院にいるにも関わらず、こっちの心配ばかりして、よく電話してきます(^^ゞ

今は自分の事だけ考えてれば良いんですけどね(^-^;