こんちゃん’s diary

縫製&昇華プリント工場社長の必死ブログ(≧∀≦)

本当に日本のアパレル加工業を救うという事

こんばんは👋😃

 

東京出張帰り道中の絶対品質・絶対納期の昇華プリント&縫製工場社長のAloch(アロッチ)近ちゃんです(^-^)v

 

今回の出張中に、お客さんとアパレル加工業者の今後についての話をしていて、今のままでは、いつまで経っても加工屋(特に縫製業者)の地位や賃金は大して上がらないと思った。

 

今でも、日本のアパレル加工業者を救うと銘打ってる所は結構あるけど、そういう所は結局自分の所が儲かれば良いという考えで、コンテンツを作り中抜きをやっているだけのように感じている。(異論があるならコメントくださいね)

 

そこのアパレル加工屋のあなた!

どう思いますか?

 

そりゃあ、最近少しは加工単価上がってるとは思います。

 

だけど、そんなので足りる?

最低賃金だけでも、この数年で1.2倍くらいになってるよね?これはまだまだ上がり続けますよ?

その他、運送費や資材の値上がりもある。

下請けのお年寄り夫婦などがやってる工場はどんどん廃業していくし、海外実習制度もどんどん厳しくなっていく。真面目にやってる工場でも、インチキやってる工場のおかげで良い人材の確保は年々難しくなるし、受け入れ停止になることもある。

 

ではなぜ、インチキやらないとダメなんだろう?

 

単純に今の加工賃が安すぎるからではないか?

というか、安い単価で仕事を受ける所がなくならないから、結局単価も上がらないのではないのか?

 

もちろん工場のレベルが低ければ、単価を上げてほしいと言いにくいとは思います。

そこは、個々の工場が頑張るべき事。

 

だけど、ある一定レベル以上の工場でも、時には安価な仕事を受けているのが現状ではないのかな?

 

うちが、今取り組んでいる、あるスポーツシャツブランドさんの話をします。(2社あります)

 

そのブランドさんは、1社は去年の秋からで、もう1社は今年の春からのお付き合いなんですが、どちらのブランドさんからも「製品単価は上がったけれど、縫製のクレームがゼロになり、その部分のストレスが凄く軽減して助かってます」と言ってくれてます。

 

単価は上がっても、余計なトラブルが減れば、ちゃんと仕事は来るということです。

 

私は、本当の本物のジャパンクオリティを求めている所と、本物のジャパンクオリティの工場が組めるコンテンツを作りたいと思う。

 

うちだけが儲けるのではなく、仲間としてみんなで儲ける仕組みを作りたいと思うのです。

 

大手がやってるJ○オリティみたいに、登録するだけでお金が必要だったりするのではなくね。

 

うちみたいな超零細企業が何をエラっそうな事を言ってるんだ?って言われるかも知れません。

 

だけど、このままではダメなんです。

それはみんなが感じてる事だと思う。

 

私1人では全然進まないかも知れないけれど、少しずつでも仲間を増やして行けたら・・・と今回の東京出張で思ったのでブログに書き留めておきます。